雑文日誌

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第一話 その4

中から出てきたのは生徒ではなかった


「私も自己紹介しておこうかな。私の名前は風間 雄一
 一応このふんどし部の顧問をしている」
「戸木です。よろしくお願いします」
「夜土です。よろしくお願いします」

風間先生もF・Fをやっているのだろうか?
体格といい物腰といい・・・かなりできそうな気はするな

「さて、突然だが・・・来週、練習試合を行う」
「練習試合ですか・・・相手は?」
「相手は王道学園だ」
『王道学園?!』

相手校の名を聞いた途端3人の先輩の声がハモった
高校生のF・Fの試合はテレビ中継していないから
今までF・Fの事に関して独学だった俺にはピンと来ないが
先輩達の反応からしてかなりの強豪校なんだろう

「王道って・・・そんなの無茶ッスよ」
「まぁそう言うな。今回は戸木君の力試しを兼ねてと言う事だ」
「戸木君の?まさか戸木君を皇にぶつけるつもりじゃ・・・」
「そのまさかだよ。戸木君がこの学校に入学した時点で決めていた事だ」
「皇って誰です?」

誰だか判らないがそれが俺の相手だろうか?
いまいち話についていけないので聞いてみる事にした
するとさっきまで殆ど喋らなかった上原先輩が口を開いた

「・・・王道学園2年・・・皇 子様・・・
 去年の全国大会優勝者・・・人呼んで『ふんどし姿の王子様』」
「つまり俺の相手は高校No1って事ですか?」
「まぁ・・・そうなるね・・・」
「そんな・・・戸木君はまだ入部したてですよ?!
 いきなりそんな人と・・・」

突然、夜土さんが叫んだ
普通に考えれば当然勝てるはずも無い・・・が

「ありがとう夜土さん・・・でもいいんだ」
「でも戸木君・・・」
「高校最強・・・上等じゃないか!どうせいつかは戦う相手なんだしな!」

高校最強・・・王道学園の皇か・・・なんだかワクワクしてきた!
来週の練習試合が楽しみだ!
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  1. 2006/04/02(日) 21:49:46|
  2. ふんどし
  3. | コメント:3

第一話 その3

主将に引きずられる事5分、俺達はプレハブの前に立っていた

「着いたぞ、ここがふんどし部だ。
 それじゃ今から部員を紹介しよう。お~い、みんな~!」

主将が叫ぶとプレハブの中から背の高い人と太った人という対照的な2人が出てきた
こっちを見るなり背の高い人が口を開いた

「主将、新入部員ッスか?」
「ただの新入部員じゃないぞ、あの戸木メイ太さんの息子さんだ」
「えぇ~!マジッスか?!」
「・・・・・・それ本当?」
「戸木メキ男です。はじめまして。」

背の高い人と太った人も主将同様に興奮気味のようだ
良くも悪くも親父のせい・・・か

「あ、俺も自己紹介するッスね。俺は下田 琢磨 2年ッス。よろしく~」

そう言って背の高い人・・・下田先輩は握手してきた
この人は明るくて話しやすそうだな

「・・・・・・・・・上原 泰斗、2年・・・・よろしく」

対して上原先輩は物凄い無口っぽい、まぁ悪い人ではなさそうだが・・・

「いや~、ごめんね。上原って食べ物とF・Fの事意外は口数少なくてさ~
 ところでそっちの女の子も入部希望ッスか?」
「え?いや・・・私は・・・」
「あ~そうそう、彼女はマネージャー希望の子だよ」
「私そんな事言ってませんよ!」
「まぁそう言わずにさぁ・・・ほら、戸木君の為にもさ!」
「え~・・・でも・・・う~ん・・・」

夜土さん困ってるみたいだし、ここは一つ助け舟を出すか

「いや、俺は夜土さんの好きにすればいいと思い・・・」
「わかりました!マネージャーやりましょう!」
「そうか!やってくれるか!」
「おぉ!これでふんどし部にもついにマネージャー誕生ッスね!」

みんなは大喜びしていたが俺はなんだか悪い気がしてきた

「夜土さん、なにも俺の為にマネージャーにならなくても・・・」
「ち、違うわよ!別に戸木君の為なんかじゃなくて
 え~っと・・・ほら・・・そう!さっき助けてもらったお礼よ!」
「いや、そんな事気にしなくてもいいのに」
「いいの!もう決めたの!と言うわけでみなさん宜しくお願いします!」

そんなこんなで自己紹介(?)していると部室の中から声がした

「どうやらみんな自己紹介は終わったようだな」
  1. 2006/03/20(月) 19:03:40|
  2. ふんどし
  3. | コメント:4

第一話 その2

俺は殴りかかってきた不良達をあっという間に倒していた
不良達は悪態をつきながら逃げていった

「大丈夫か?」
「あ、ありがとう・・・」
「まったく、不良に説教なんて無茶をするな」
「あぁいう人は放っておけないんです」

なんだか堅物そうだけどいい人っぽいな

「あの・・・貴方の名前は?」
「あれ?同じクラスなのに憶えてないの?」
「あれ?そうでした?ごめんなさい・・・」
「謝らなくていいよ。俺は戸木メキ男って言うんだ」
「私は夜土 連盟長子 よろしくね、戸木君」

俺が夜土と握手しようとした時だった

「戸木メキ男だとぉぉぉぉ!」

突然の叫び声は俺の後ろから聞こえてきた
振り向くとそこには涙を流しながらこっちに駆け寄ってくる男が

「君は間違いなく戸木メキ男なんだね?!」
「そ、そうだけど・・・」
「さっき不良達を倒した後に取ったポーズ
 あれはもしかして『漢立ち』じゃないか?そうだろ?」
「確かにあれは『漢立ち』だけど・・・」
「『漢立ち』・・・そして『戸木』・・・間違いない・・・」

な、なんだこの人は?
夜土の方を見ると展開についていけず呆然としている

「君はひょっとしてフンドファイト世界大会初代王者
 戸木メイ太さんの息子さんじゃないか?って言うかそうであってくれ!」
「その通りだけど・・・」
「うぉぉぉぉぉ!!やっぱりそうか!まさかあのメイ太さんの息子さんが
 この高校に入学していたとは!」
「あの・・・失礼ですけど、どちら様で?」
「あ、ごめんごめん。つい興奮してしまって
 俺は2年の中島 健吾 風雲児高校ふんどし部の主将だ!」

なるほど・・・それで『親父の名前』と『あのポーズ』に興奮してたのか

「ちょうど良かった、今からふんどし部に入部しようと思ってたんです」
「うんうん、そうだろうそうだろう。で、そっちの君はマネージャー志望かな?」
「え?私ですか?私は・・・」
「じゃあ早速部室に行こうか!」

そう言うと主将は俺と夜土さんの手を掴んで走り始めた

「え・・・ちょっと・・・」
「主将、夜土さんは違・・・」
「あのメイ太さんの息子が・・・ふふ・・・燃えてきたぁぁぁ!」

ダメだ、妙に舞い上がってて俺達の声が聞こえていない

「私ふんどし部なんて入るって言ってないのにぃぃぃぃぃ」

夜土さんの嘆きは何処へともなく響くだけだった・・・
  1. 2006/03/09(木) 00:01:09|
  2. ふんどし
  3. | コメント:2

第一話 その1

4月 桜が咲き乱れ 春真っ盛り
俺は家から一番近い高校『風雲児高校』に入学した

今の時代どこの高校でもF・Fの部活動はやってるはず
なら近い高校の方がいいと思っていたが考えが甘かった
この学校のふんどし部は去年設立したばかりだった

まぁ古い新しいは関係ない!俺は俺のふんどし道を貫くだけだ!

「それにしても部室はどこだ?」

迷ったかな?聞いた話じゃこの辺のはずなんだけど・・・

「貴方達!高校生がタバコなんて吸っていいと思ってるんですか?!」

なんだ?校舎の裏からみたいだけど

「俺らがタバコ吸おうがおめぇには関係ねぇだろうが!」
「校則違反だって言ってるんです!」 

覗いてみるとそこにはタバコを吹かしている3人の不良と
その不良に説教している女子が居た

あれ?あの不良に詰め寄ってる奴・・・確か同じクラスの・・・

「ごちゃごちゃうるせぇんだよ!」

パシッ!

あいつら女を殴りやがった!
口喧嘩で負けそうだからって手を出すなんて許せねぇ・・・
と、思った瞬間 俺は既に奴らの前に飛び出していた

「お前等・・・」
「あ?なんだてめぇ?」

「お前等・・・男じゃねぇ!」
  1. 2006/03/05(日) 21:44:57|
  2. ふんどし
  3. | コメント:3

~序章~

2133年
世界首脳会議により男女の格差を無くす為
『性差均等法』が制定される
これにより、世界中から男女差別は消え去ったが
元々軟弱化していた男性達はこの年を境に
軟弱化が加速し、世界から『男らしさ』が失われつつあった


2136年
事態を重く見た各国の首脳は
世界中から有識者を集め
『男らしさ』を保持する為一つのスポーツを生み出した

ふんどし一丁の姿で自らの男らしさを競い合うスポーツ
その名もFundo Fight (フンド ファイト)

『F・F』と略されるその競技は
20年後には競技人口が世界で5000万人を越え人気スポーツとなり
ふんどし姿の男達に世界中が魅了された


2160年
この年、初のF・F世界大会が開かれる
記念すべき第一回の優勝者は日本の男性だったが
大会終了直後、優勝した男性は謎の失踪をする・・・



そしてそれから6年後・・・
  1. 2006/03/02(木) 21:53:14|
  2. ふんどし
  3. | コメント:4

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